車検を含めカーライフを見直す時代

 

”しゃけん”(車検)ということばは、クルマの免許を持っている人なら誰でも知っているでしょう。

免許がなくてもニュアンスで、だいたいの意味を理解している人もいます。

しかし、自動車を持っていて何度も車検を受けたことがあっても、正確に”車検”を説明出来る人は少ないです。

 

 

私自身も過去10回くらい車検に出しましたが、内容はよく理解していませんでした。

買った自動車ディーラーの営業さんに”丸投げ”して料金だけを払っていました。

2年か3年に一度しかやってこない車検なので、中身を検証するのが面倒だったのです。

 

 

車検時期が迫ってからしか行動をしないので、”車検を知る”機会もありませんでした。

時間もないから何も検討しないで、ディーラーさんへお願いするというのがパターンでした。

あなたも同じではないですか?(失礼)

 

 

ヨーロッパだけでなく日本の財政危機もひっ迫してきましたが、家庭の台所事情も大変です。

ケチケチした生活は気持ちが沈んでしまいがちですけど、賢い節約は楽しいものです。

今回、我が家のカーライフを見直すことになり、いろいろ勉強しています。

 

 

知ったことはすぐに書いておかないと忘れてしまいますし、邪魔くさくなる性分なので書きしるしていきます。

せっかくわかったことを多くの方と共有できればと考え、当サイトでご紹介している次第です。

 

 

今までのやり方を一度見直すきっかけにして頂ければ、幸いです。

何か新しい発見があるかもしれませんよ。

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車検ってそもそも何?

 

”車検”

 

「広辞苑」、「精選版 日本国語大辞典」、「明鏡国語辞典」にも”短縮形”で掲載されています。

自動車検査から”車検”ということばに短縮されて一般的に広く使われています。

 

 

車検というと車を買ってから3年後に初めて受けるものと思いがちです。

実際には新車を登録する際に「新規検査」を受けています。

ですから3年後に受けるのは2回目の車検で、「継続検査」と呼ばれるものです。

 

 

 

さて、それでは車検を受けなければならない法的根拠は何か確認しておきましょう。

もしも根拠がなければ、車検を受けない人も出てくる可能性があります。

確認すると、道路運送車両法という法律の中にしっかりと明記されています。

 

 

下記五十八条、五十九条、六十一条に書かれていますので、確認をしてみてください、。


道路運送車両法

 

第五十八条

自動車(国土交通省令で定める軽自動車(以下「検査対象外軽自動車」という。)及び小型特殊自動車を除く。以下この章において同じ。)は、この章に定めるところにより、国土交通大臣の行う検査を受け、有効な自動車検査証の交付を受けているものでなければ、これを運行の用に供してはならない。

 

第五十九条

登録を受けていない第四条に規定する自動車又は次条第一項の規定による車両番号の指定を受けていない検査対象外軽自動車以外の軽自動車(以下「検査対象軽自動車」という。)若しくは二輪の小型自動車を運行の用に供しようとするときは、当該自動車の使用者は、当該自動車を提示して、国土交通大臣の行なう新規検査を受けなければならない。
2 新規検査(検査対象軽自動車及び二輪の小型自動車に係るものを除く。)の申請は、新規登録の申請と同時にしなければならない。

 

第六十一条

自動車検査証の有効期間は、旅客を運送する自動車運送事業の用に供する自動車、貨物の運送の用に供する自動車及び国土交通省令で定める自家用自動車であつて、検査対象軽自動車以外のものにあつては一年、その他の自動車にあつては二年とする。
2 次の各号に掲げる自動車について、初めて前条第一項又は第七十一条第四項の規定により自動車検査証を交付する場合においては、前項の規定にかかわらず、当該自動車検査証の有効期間は、それぞれ当該各号に掲げる期間とする。
一 前項の規定により自動車検査証の有効期間を一年とされる自動車のうち車両総重量八トン未満の貨物の運送の用に供する自動車及び国土交通省令で定める自家用自動車であるもの 二年
二 前項の規定により自動車検査証の有効期間を二年とされる自動車のうち自家用乗用自動車(人の運送の 用に供する自家用自動車であつて、国土交通省令で定めるものを除く。)及び二輪の小型自動車であるもの 三年

 


 

所管省庁は国土交通省で、全国10の運輸局・部が運営しています。(北海道運輸局、東北運輸局、関東運輸局、北陸信越運輸局、中部運輸局、近畿運輸局、中国運輸局、四国運輸局、九州運輸局、沖縄総合事務局運輸部)

 

運輸局・部の傘下には90か所を超える運輸支局と事務所があり、実際の検査が行われています。

平成22年度(平成22年4月~平成23年3月)の車検台数は2,630万台にものぼります。

軽自動車の車検は軽自動車検査協会が担当しているようですが、それでも100か所に満たない検査場では、とてもさばききれるものではありません。

 

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毎年絶え間なく発生する2千数百万台の車検をスムーズに行うには、民間の活用が欠かせません。

そこで活躍するのが”民間車検場”です。

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認証工場、指定工場とは?

 

年間2千数百万台のクルマの車検をこなすには、運輸支局や事務所などの公的機関だけでは間に合いません。

民間の力を活用することで、なんとか成り立っているのではないでしょうか。

 

 

さて、街中を走っていると自動車の整備をしている様子をよく見かけます。

「民間車検場」や「認証工場」、「指定工場」などと書かれた看板や外壁を目にすることもあります。

これらの違いはいったいなんでしょう。

 

2011年11月末現在の速報値が発表されていたので、ご紹介します。

 

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上の円をご覧ください。

「認証工場」と呼ばれる自動車整備工場は全国に91,995工場あります。

この工場の入り口や外壁等に、次のような看板が掲げられていると思います。

 

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地方の各運輸局長の認証を受けないと、自動車分解整備事業は行えないのですね。

 

どういう手順で認証されるのか、経済産業省のWebサイトに載っている【自動車分解整備事業の内容と手続方法】を参考に転載します。

 

———————————————- 以下 経済産業省 公開文

自動車分解整備事業の内容と手続方法

自動車分解整備事業の種類は、整備の対象とする自動車の種類により「普通自動車分解整備事業」、「小型自動車分解整備事業」、「軽自動車分解整備事業」に分類されています。

自動車分解整備事業を始めるには地方運輸局長の認証を受けることが必要です。

このため、事業を始めるのに先立ち申請書を提出して頂くことになります。

この申請書の提出先は、事業場を管轄する都道府県の運輸支局へ提出して下さい。

提出された申請書は運輸支局で形式審査が行われ、その後地方運輸局において内容審査が行われます。
なお、認証の決定までは申請後約30日です。

——————————————————————————————— 以上

 

きちんとした自動車の整備ができる工場かどうかを、チェックした上で許可を出しているのを知って安心しました。

逆に認証を受けずに整備・分解をしていところがあるんじゃないかと、少し不安になりました。

修理や点検・整備などを頼む時には、看板を確認する必要がありそうですね。

 

 

さて、認証を受けた91,995工場の中に、指定工場が29,302工場含まれています。

認証工場よりさらに厳しい条件をクリアした工場が指定自動車整備事業として認められるのです。

 

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指定までの手順と「指定工場」の内容を見てみましょう。

 

———————————————- 以下 経済産業省 公開文

指定自動車整備事業制度の内容と手続方法

指定自動車整備事業者は、自動車の点検整備を行い、自動車検査員が検査を行った結果、保安基準の適合性を証明し、保安基準適合証の交付ができる事業者をいいます。

 

この保安基準適合証の提出がある場合には、継続検査等の際、国の検査場への現車の提示を省略できことになっています。

指定自動車整備事業の指定は、自動車分解整備事業の認証を受けており、また、優良自動車整備事業者認定規則で定める設備、技術及び管理組織を有するほか、指定自動車整備事業規則で定める自動車の検査の設備を有し、かつ、自動車検査員を選任している事業場について指定を受けることができます。

指定自動車整備事業者になるためには地方運輸局長の指定を受けることが必要です。このため、指定を受けようとする者は申請書を提出して頂くことになります。

この申請書の提出先は、事業場を管轄する都道府県の運輸支局へ提出して下さい。提出された申請書は運輸支局で形式審査が行われ、その後地方運輸局において内容審査が行われます。

なお、指定の決定までは申請後約45日です。

——————————————————————————————— 以上

 

 

大きく色を変えたところに注目してください。

普通なら車検の場合、運輸支局などにある検査場へ自動車を持ちこみ、そこで検査を受けなければなりません。

ところが、指定自動車整備事業者に指定されると、自社工場で検査を終えることができるのです。いちいち公の検査場へ持ち込む必要性がないので、大幅に効率を高めることができます。

この3万弱の「民間車検場」(指定自動車整備事業者)の存在が、日本の車検制度を支えてくれているのです。

 

いろいろ調べてみると、「なるほどな」ということばかりです。

検査場での検査自体はそれほど時間がかかることではないらしいのですが、運輸支局の検査場への往復の時間がかかるから、「車検は数日かかる」という迷信のようなものが生まれたのでしょうね。

 

家の近くに「民間車検場」(指定工場)があれば、車検もスピーディーになるはずです。

早くできれば、それだけコストも抑えられるでしょうから、車検の費用も安くなりそうです。

そんなアイデアをすでに実現しているところもあるんですね。

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アヒルを見たら親、ディーラーを見たら・・・

 

鶴のヒナが最初にアヒルを見たら、
親だと思い込んでしまいます。

 

自動車ディーラーでクルマを買ったら、
点検、修理、車検は”そこ”に出すものだと信じ込みます。

 

 

 

 

日本は法治国家ですから、
法律を守るのは当然です。

 

車検も法律で決められていますから、
ほとんどの自動車所有者は車検に出します。

 

新車を買った人の多くは、
購入したディーラーに依頼しています。

 

 

 

 

自動車ディーラー16,015工場の車検に関連する売上は
8,497億円にものぼるそうです。(*1)

 

単純計算で1工場あたり約5,300万円になります。

 

専業の自動車整備工場の数は57,266工場
車検売上高9,326億円です。(*1)

 

1工場の売上高は約1,600万円です。

 

工場の規模の差もあるでしょうが、
実に3倍以上の格差があります。

 

 

 

 

 

48.1歳で352万円(*1)

 

32.8歳で415万円(*1)

 

 

 

 

これが何かおわかりでしょうか。

 

上は専業整備工場の自動車整備にかかわる方の
平均年齢と平均年収です。

 

下は自動車ディーラーの方のものです。

 

 

 

 

”買ったところに車検を出す”

 

この法則が機能しているので、
自動車ディーラーは車検を受注しやすくなっています。

 

”そこそこの料金”でも”通用”してしまいます。

 

これが年収にも反映されている感じがします。

 

 

 

 

一方、専業の自動車整備工場では、
平均年齢からもわかるように、熟練したメカニックが多そうです。

 

ところが、営業力が劣るために
せっかくの技術力も持てあまし気味です。

 

コンスタントに仕事がくれば、
車検費用も安くできるし、高い技術力を発揮できます。

 

 

 

 

お客さまはリーズナブルな車検費用で、安心して任せることができます。

 

専業の自動車整備工場では業績が安定し、給与面での改善も期待できます。

 

自動車整備業界全体としても、質の向上と業界健全化がすすみやすくなります。

 

 

 

 

こんなしくみの車検がみんなをハッピーにしてくれます。

 

どんなしくみの車検なの?

 

 

*1 出典
社団法人日本自動車整備振興会連合会様
『平成23年度 自動車分解整備業実態調査結果の概要について』

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決定!自分の車検はこうしよう

 

車検の期限が迫ってきている中、「どうしよう」と悩まれていませんか?

 

最終的には、自分で判断すべきことです。

しかし、そのためには判断材料が必要なので、ここでもう一度整理してみます。

 

下記の”車検の流れ”も参考にご覧ください。

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こんな方にディーラー車検はおすすめ

 

・年式の高い(新しい)輸入車に乗られている方

輸入車(外車)の場合は部品調達やアフターサービス情報の問題もあり、ディーラーに頼むのが無難だと思います。

 

・面倒なことが苦手な方

自分で何もしたくないという方は、素直にディーラーに車検を出しましょう。

 

・今まで通りで良いと思っている方

車検に対して疑問もなく、費用も高いと思っていないのでしたら、今まで通りでいきましょう。

 

 

メリット

すべて任せれば手間がなく、安心できる

 

デメリット

車検費用がどうしても割高になりがち

 

 

 

 

こんな方にユーザー車検はおすすめ

 

・自動車に詳しい方、自動車が好きな方、フットワークの軽い方、技術系の方、冷静な方、平日に時間をとれる片、好奇心旺盛な方、まめな性格の方

 

もし、「まったく該当しないぞ」と判断された方はユーザー車検はやめましょう。失敗してしまう(時間ロス、コストアップ、精神的苦痛等)可能性大です。

 

逆に当てはまることが多い方は、ユーザー車検はおおいにありです。一番安く車検を通すことが可能です。代行業者を使わず、車検を”自己完結”できる人にはぜひおすすめです。

 

メリット

車検費用を一番安く抑えることが可能

 

デメリット

リスクや手間を覚悟する必要がある

 

 

 

 

 

 

これからしたい車検はコレ

 

手間なく、安心、リーズナブル

 

 

多くの方が車検に求めているのは、上記三点ではないでしょうか。

 

ディーラー車検の費用がグンッと安くなれば、条件を満たしてくれますが、現実は難しそうです。

 

一般の方にとって、ユーザー車検は”リーズナブル”だけしかクリアできないでしょう。

 

手間あり、不安、結果安くない、というようなことも起こり得ます。

 

 

 

やはり車検は”プロ”におまかせするのが正解です。

 

それも”リーズナブル”という条件をクリア可能な”プロ”に任せましょう。

 

ディーラーさん以外で候補となるのは、”民間車検場”といわれている陸運局長指定の「指定工場」です。

国の厳しいチェックのもと、指定を受けているので安心感もあります。

 

全国に29,000ほど「指定工場」はあるらしいのですが、一般の方には馴染みも薄いですし、どこに頼んだらいいかわからないものです。

 

 

 

しかし、探せばあるもので、時代のニーズを先取りした車検がありました。

 

今までの車検の常識が吹き飛んでしまいます。

 

いくつか列挙してみますね。

 

 

  • 料金がガラス張り(Web上にはっきり表示)
    車検費用がいくらかかるか”あいまい”にしているディーラーが多い中、ホームページに内訳を含めて明示しています。これは結構、革命的なことですね。

 

  • 車検が30分で完了
    さらにビックリなのが、これです。「ウソでしょ!」の世界です。今まで何日もクルマを預けていたのは何?っていう感じがします。ガソリンスタンドで洗車してもらう時間と変わりません。
    私たちが知らなかっただけで、車検場での検査そのものは時間のかかるものではなか ったんですね。

 

  • リーズナブル
    ホームページの料金一覧を見ていてこれまたビックリでした。自動車重量時税や自賠責保険料などの公的費用を除けば、車検費用は恐らく従来の3割から5割くらいは安くなりそうです。
    全国の指定工場(民間車検場)を組織化して、効率的な方法を徹底して追求した結果、早く、安く、安心できる車検を実現しているようです。

 

 

 

どこかの牛丼チェーンのキャッチフレーズみたいになってしまいましたが、手間なく、安心、リーズナブルな車検は検討してみる価値は大です。

 

 

 

 

 

 

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